次はどこへ行こうか

旅先で呼んだゲバラ日記。ゲバラも旅に出たのだ。解説のゲバラ小伝ではこう書かれていた。「チェの放浪癖は生来のものである。青春時代、人は誰しもこの熱病にとりつかれるものだ。」と。
寺山修二の書を捨てよ、町へ出ようではこうあった。旅とは捨てることであると。家出する時は親を捨て、旅に出るときは今までの生活を捨て、旅に出ては今まで見た景色を捨てる。それが旅である。

「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ。」