図書館で借りました

ネオリベ現代生活批判序説

ネオリベ現代生活批判序説

ネオリベラリズムとは何か、その起こりと現代の風潮を対談を交えて紹介する本です。
簡単に言うと現代の風潮は「経済市場主義」な風潮。
政府は縮小して小さな政府になり、社会保障や医療を減らしていって軍事や警察に力を入れる。
一方で市場は資本主義による「自由な市場」に進み、モラル・マナーを度外視して金儲けのための搾取を優先する状態になります。
それが現在の低賃金労働者の問題。

たぶんこれはテレビがゴールデンの時間帯に金貸し(消費者金融)や人買い(人材派遣)のCMを打ち出した頃から始まったんでしょう。ずいぶん前ですね。

企業・国家は消費者・市民から搾取する。搾取されるから浮浪者が増える。増えると治安が悪くなるから警察を増やす。そんな循環。
そして経団連は日本の目指すべき経済としてこのネオリベを打ち出し、そのとおりに進んでいる。

そんな中でも現在の金融恐慌はなかなかの機会ではないでしょうか。もっと企業をつぶしちゃえばいいんです。
私もがんばって捕まらない程度にテロリズムを考えてみたいと思います。
目指せ脱管理&消費社会!BeUnKnown!