1・2日前から考えていた

相棒

バイクで国内旅行しよう、寒くても行ってみよう、だめなら帰ってくりゃいいさ。と、考えて行く事にした。目標は前から行きたかった大阪−東京間1号線の旅。どんなに長くても19日には帰ってこないといけないので10日間の猶予を持つのんびりした旅だ。そこまで考えてから起きたのが昼で昼飯を食っていないことに気づき、スーパーにインスタント食品を買いに行きました。
飯を食ってリュックに着替えとカメラとレインコートを詰め込んで走り出す。100円ショップで積載ロープと潤滑油、そしてホームセンターで1000円の春〜秋用の小さな寝袋を買って再び走り出した。
時間はすでに15時。
京都を抜けて滋賀に入り、三重に入るころには空はもう暗かった。夕焼けに染まった四日市の工業地帯は圧巻なのだが見ることはできなかった。
名古屋ではついでに霊峰マウンテンに行こうと決めていたが名古屋着が20時前、さすがに探して食いに行くのは時間がないと明日に繰越。晩飯はかつやでから揚げ丼を食う。
ふらふら歩いていて5・60くらいの爺さんと肩がぶつかる。横に看板があって避けられなかったのだが爺さんが弾みで持っていためがねを落とし割る。今時ガラスレンズかよと思いながらお互い様だから気持ちを出せとせがまれ2000円を渡す。
今夜は完全に野宿。ヤマト運輸の事務所の軒下に寝袋で寝たが石畳の冷たさが伝わる。ダンボールを拾ってきて下に敷けばどれほどましかと考えたがさすがに周りにホームレスが多いので断念した。ちなみに周りが魚河岸だったのと寒さでほとんど眠れませんでした。