初めて知ったこと

ニート・フリーター・派遣社員ワーキングプア層による彼らのための氾濫の拠点のようなもの?で、素人の乱というのがあるそうだ。かの外山恒一がその運動の8割に賛成できるといったとか。
法政大の学食値上げに反対してデモを起こしたりキャンパスを小奇麗にしようとする運動に反対したりまぁむちゃくちゃな感じですが今のワープア層にはそういうエネルギーが必要なんでしょう。
しかしこういった「現行の体勢を揺るがすためなら何だってやる」という運動方針はネットワーク上の情報強者・ねらー・引きこもり等とはどうも相容れない。特にねらーは意外に世間体やマナーを考えたりする上に信条で集まったわけではないのでかなり烏合の衆的な色合いが強い。どの団体も企業も2ちゃんねらーを取り込めない理由はそこにあるんだろう。
小さな政府を目指して規制緩和や民営化を進めたせいで資本主義企業は大きく肥大し、本来政府の傘の下であった労働者から搾取するようになった。しかも若い人が多く企業は情報を与えないので権利や九歳手段を知らないようになる。

  • 国益の名の元に鎖を緩める政府
  • 企業倫理を盾に低賃金労働を求める企業
  • 情報に強く行動に弱く人数は多いが個人のネットワーカ
  • 経済・情報他いろんな面で弱いが火を付ければ行動してくれそうな労働者層

あとは日和見的な地方居住者くらいが主な日本の勢力だろうか。労働者層・ネットワーカ・地方が上手く繋がれば面白い抵抗勢力になりそうだけどどうも相容れないようだ。